寒冷地で妙な故障
以前から登山をしているが、冬シーズンでも山歩きしている。
冬シーズンであれば当然積雪もあり、気温を極端に低温である。
現地までのアクセスには車を使用し、登山口近辺の駐車場に止めて行動している。
行動後、駐車場に戻り車のエンジン始動し、エンジンを暖め、その間に帰り支度をするのがいつものパターンである。
ある時、帰り支度も済ませ車を発進させる・・・はずだったが、サイドブレーキを解除しても発進・前進できない。
あれっ?車が動かない!
どうも車のサイドブレーキが凍結したみたい。
こんな時メチャメチャ焦ってしまう。
かなり以前から寒冷地へ行き、駐車時にはサイドブレーキを掛けており、一度もこの様な状態になったことはなかった・・・
しかたなくJAFをコールし、標高の低い自動車工場まで運んでもらった。
なんと工場に到着した時には、凍結も解けたようで正常に運転できるようになっていた。
そのサイドブレーキ凍結以降、寒冷地ではサイドブレーキは掛けず、ギアロック&タイヤ止めによる駐車にしていたが・・・
その後のある時寒冷地へ行った際、やはり極寒の駐車場に長時間駐車した。
その際、サイドブレーキは掛けず、ギアロック&タイヤ止にしていた。
長時間の駐車の後・・・
なんと!なんと!なんと!サイドブレーキのハンドレバーが凍結した!
ハンドレバーが全く動かずサイドブレーキ自体を掛けられなくなってしまった。
車の前進・後退は正常に動くが、サイドブレーキを掛けられないのには・・・ア然!
このトラブルは自走できるので標高の低い場所まで下ると、凍結解除できたようでハンドレバーも正常になっていた。
寒冷地でサイドブレーキが凍結し、車が動かなくなった話は聞いた事はあるが、
サイドブレーキを掛けずにハンドレバーが凍結してしまったなんて一度も聞いたことがない。
本当に妙な故障、魔訶不思議な故障だった!
車検での診断
車検も2年おきにやってくるが、その度に部品修理などいくらかかるかなーとちょっと心配になるくらい車自体も古くなっている。
サイドブレーキのハンドレバーの凍結後、車検時期が到来しており、車検に出すことにした。
車検工場で寒冷地のサイドブレーキ凍結のことを話、いろいろチェックしてもらった。
チェック結果は、散々なものだった。
車の底はサビだらけ
サイドブレーキのワイヤーを覆っているビニール(?)の劣化が酷く、劣化部分から水が入る可能性があるとのこと。
通常の地域であれば凍結せず問題なしだが、寒冷地では凍結の可能性大とのこと。
寒冷地にほぼ確実に行く自分としては修理せねばとブレーキワイヤー交換・修理だけでも多額な出費になってしまった。
この修理で寒冷地の駐車時の不安もほぼ解消されたと思えば安い物かなと思ってしまう。
このサイドブレーキの修理も済み、車検も無事OKになったが、2年先の車検は、おそらく多額な修理費がかかるでしょうと言われてしまった。
マフラーの交換、なんとかベルトの交換、その他諸々・・・
次回車検では、多くの部品交換が予想され、車検を受けるか車買い替えかをそろそろ考えた方がいいかもしれませんと・・・
工場でマフラーを見るとボロボロにサビており、今にも穴があきそうな感じ。
今回はなんとかなったが次はダメかもねーと自覚してしまった。
車の買い替え
車検工場で指摘された事を意識し、2年以内に車をなんとかしなきゃと・・・
でも現実問題として車の買い替えってお金がかかるよなー
車費用、税金、整備費、駐車場代など車の維持費など考えると多額な出費になる。
車の用途は買い物に使うことはなく、遊びがほとんど。
車の買い替えじゃなくレンタカーでもいいかも。場合によっては、カーシェアリングでもいいかもなんて考えてしまう。
いずれにせよ、車が必要なことには変わらないので、車の買い替えに向けて考えていこう!